2020/5/30 田植え前訪問

田植え準備万全

この日、田植えを直近に控えた田んぼの見学と、地域の名所をご紹介していただけるとのことで、現地を訪問させていただきました。 今回nijitoが申込ませていただいた棚田の面積は177㎡で、収穫できるお米は150㎏(1,000合)を予定しています。 本来であれば6月頭に予定していた田植えのお手伝いは、コロナウイルスの影響もあり中止に…本当に残念ですが立派に育った稲と対面できる日を楽しみに待ちたいと思います。

佐賀県生まれの「夢しずく」

今回田植えするお米「夢しずく」の苗です。「夢しずく」とは2000年に「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」の交配によって佐賀県で生まれた品種とのこと。ほどよい粘りと優れた味わい、食欲をそそるふっくらでつやのある光沢が高い評価を受けているそうです。新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージを「しずく」という言葉で表現された素敵な名前のお米です。

棚田の水源「ため池」

傾斜地を段状にした耕作地を使用している棚田の水源には、湧き水を引いてきたり自然の雨のみで育てたりなどいくつかの種類があるそうですが、こちらの川内棚田ではため池を水源としており、写真のような大きなため池が5つもありました。

nijitoができること

”耕作放棄地”ってご存知でしょうか?「以前は耕作していたが、過去1年以上作物を作付けせず、この数年の間に再び作付けする意思のない土地 」のことです。近年この”耕作放棄地”が増加しており、農林水産省が2017年に発表した統計によると、その面積は42万3,000ヘクタールにものぼり、とても深刻な社会問題となっていました。 今回私達は耕作放棄地の発生抑制と、貴重な国民的財産であり、日本全体で保全していく存在である棚田が抱える問題や困ったに、おせっかいができればと思いオーナー制度に手を挙げさせていただきました。 今回の出会いを大切にし、これからnijitoがすべき”おせっかい”を考えていきたいと思います。